2009年3月16日アーカイブ
グッドナイト、砂漠の薔薇でのDJ(お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!)の後のにちようびは家でゆっくりしたい、、なんてまさか!森美術館の「チャロー!インディア」展が最終日だったので行かないわけにはいきません。そもそもこんな魅惑的な展覧会に最終日まで行きそびれているってのが問題で、これが良かった場合、終わったあとじゃもう一度足を運べないじゃないの。実際これが想像以上にとても良かったのに「行ってたもれ」と叫ぶ権利がないのもホントにダメです。
前提としてインド好き/インド旅行後であるわたしの感想なんて、はなから偏見じみているわけですが、これがどうして、本当にここ数年訪れた展覧会のなかでもかなり面白かった!わたしはこそこそちびちび現代美術の展覧会などに足を運んだりしますが、期待よりもがっかりすることが多かったり、結局すきなのはベテランの作品だったり、むしろ著作物であったり、観念的な作品に対する嫌悪感には自己反省が宿ってしまい素直に観れなかったり、あるいはなかなかわからないものをわかろうとしているところも多いにあるわけです。ですが、森美術館のキュレーションはそういう人間にもかゆいところに手の届く感じで計算されているのでしょう、今回もまんまと、、、難しいことは考えても考えなくてもたのしめる内容でした。
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民族色の濃いもの、インドの抱える問題点を主眼にしたものにはインドに対しての先入観を満足させる部分があっただろうし、現代アートらしいいかにも皮肉な視点、それがインドの作家にしては洗練されすぎているように見えるという意外性もあったと思う。それも現在のインドのリアリティという気がしました。そしてどの作品もポップさとなかなか厳しい批判精神を併せもっていて、メッセージも伝わりやすく。点数は膨大という訳ではないけれど、引っかかるたび立ち止まってしばし対峙、みたいなことをしていると、いつ終わるんだろう?と途方もない気持ちに。
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一度目はそんな風にひとつずつじっくり観て、二度目は音声ガイドを持ってさらっと鑑賞。最後の作家達へのインタビューで「インドを一言であらわすと?」という質問に、多くの作家が「複雑」と答えるかあるいはその質問への戸惑いを表していたのが印象的でした。まあ母国のこと一言で言いあらわすなんて、インド人でなくても''複雑''な気持ちになるわね。。とはいえ、インド人たる彼ら自身にもインドがとらえようのない存在であること、それを必死でとらえようとする作業が作品づくりで、つまり専らそういったことを考えるのが生業であるアーティスト達のエディットの集積からインドを垣間みるというのは、実際にインドの道端を散歩するのとは別の角度で、かなり濃厚な体験のように思えたのでした。
ぎりぎりだったけど行ってヨカッタ!
先週提出しました。
確定申告は憂鬱の季節。
税務署からの帰り道は、
ささやかなやり遂げた感で
なにか美味しいものでも食べて帰りたくなります。
いまのところ
死と税金は免れられない、生のさだめであります。


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