放浪豆腐の最近のブログ記事
◎そしてレコード屋さんの話。だいたい日本のレコード屋さんの方が充実しているので、買ったのは日本では買えないダブステップとファンキーの白盤レコードのみ。ファンキじゃなくてね、ファンキーです。このネーミング、いよいよアイディアの尽きた感じと強引にジャンルを作った感があふれてますね。。
わたしの中で整理したところ、ファンキーもベースラインハウスもグライムもダブステップもここらへんの音はみんなつまるところ大きく分けて二つ、『すっごく速くしたR&B(スピードガラージ)』と、『ジャングル』のどちらかが根っこになっているような印象があります。とすると、イギリス人はなんでもとりあえず速まわしにするのが好きなのか。。
ただ、流行している土地はそれぞれちょっとずつちがうみたいで。ベースラインはこっちでは全然だよ〜とか、別のジャンルの話題になると興味なさそ〜にするひともいたり。レコ屋の店員さんは職業柄色々知ってはいるけれど、やっぱり地元で流行している音には説明にも熱のこもり方が違う。こちらが想像する以上にシーンは地域色、レペゼン意識が強い模様。
日本の方が情報こそ少ないけれど並列に楽しんでいる人がいて、その耳ならではのセンスでなにか作ったら、面白いだろうに、などと。。。自分を励ましてみたり。
懐かしいダブステップの07年BIG TUNE。オフィシャルPVって珍しい。。。速いばっかりじゃなくて、4つ打ちの要素とダウンテンポとして半分で感じる要素を兼ね備えてるっていうのが、スキです。。。でもなぜイカ?
ちなみにわたしの買ったファンキーはよりダンスホール色とエレクトロ色の強いシンプルなトラック。ファンキーっていうのは、多分、ボーカルやホーンセクションのあるファンキーハウスを下敷きにしているってことが由来のようなのですが、リズムパターンがダンスホールパターンになっていたり、ラテンの生音xエレクトロなシンセ音がかぶってくるとまるでデジタルクンビアにハウスの意匠をまぶした感じに聴こえたり、遅くしたクドゥロにも聴こえて、個人的にはかゆいところに手の届く感じなのです。
っていろいろ調べてたらどんどんこういうのにハマってキリがない!
ダサいい。後半どんどんファンキーに。。聴きどころは4:15から♪
こんなのバマバウンスの時にもみましたね。。。イギリスもとうとう。。
ジャングルスカンク!! イイ曲!! ハイ、熊のポーズ!
すごいイギリスらしい音だなあと思う一方、いまどきのゲットーベース感はもう無国籍そのものっていうか。どこの音楽だかどんどんわからなくなってます。
って、、、余談盛りすぎよね。でもこうして辿るにつけ、それぞれのジャンルは孤立しているように見えて、いろんな世界の新しいビートがお互いに影響しあってか、時代のムードが影響しあってかわからないけれど、共通点もたくさん見られるのです。
そんな中で自分はどんな音をつくってどうやって発表してゆくのか、、ということに集約されてゆくのよね。。
イギリス滞在記録として断片的雑感をチョットだけ書いておこうと思います。ではさっそく、、
◎ブリストルにおけるレゲエの根付き方はなかなかのものがあるわけですが、それを生で感じることができるイベントにも行きました。元教会だったクラブ、トリニティセンターでリーズのサウンドシステムクルーIRATION STEPPAS SOUND SYSTEMがやっているレギュラーパーティ「TEACHINGS IN DUB」。
映像に映っているのはDUBKASM。個人的には彼らの前にやっていたIRATION STEPPASのDJがシンプルでかっこよかった。耳栓をして、スピーカーからの風と振動を浴びる。こんなにいいサウンドシステムで踊ったのは久しぶり。か、初めてくらい。天井からじゃなくて床から揺さぶられる感じ。いろんな人種のお客さんがいるのも無邪気でいられて居心地良かった。ジャマイカではこうはいかないもの。このときのこと、今月のDelicious Dishesでも書きましたので、また。
◎ブリストルではRACHAEL DADD(元レーベルメイト)の家に泊めてもらいました。彼女の家は4人のミュージシャン(&クラフト作家)とのシェア住まい。ルールはTVを持たないこと、だそう。一日中、ラジオか誰かのポロリンというギターの音がする。みんな近い音楽趣向のため、食後にいつのまにかセッションが始まるムード。その様があまりに自然体すぎて、自分の中に残存する稀少なピュアネス(!?)をゆすり起こしてみたり。ブリストルは大都会と違ってちょっとヒッピー的なゆるい雰囲気が許容されているせいか、ものを作ってる人が自然と集まりやすいしのびのびとしたムードが魅力なのでした。
◎洋服やレコードは、イギリスでの買い物がほとんど。洋服はちょっと変なバランスとかおかしな柄、古着もあいかわらず好きだから、ロンドンの方が勝手がわかるからか、打率がいいのです。まあ、ロンドンを出た時点でスーツケースが一杯だったというのもあるけど。。。パリでは食い気に走りました。
イギリスを歩いてる娘がかつてより平均的におしゃれに気を遣っているような印象。トップショップとかH&M効果絶大といったところでしょうか。まあそれでも日本の娘の気の遣い方にはかなわないですよ。。
◎今回一番大当たりだったレストランはロンドンのモダンなスペイン料理屋(一時間並ぶだなんて東京でもやらないのに…)。昨今のロンドンの食事の充実ぶりは、これまでのイギリスマズ飯伝説をくつがえす勢いがあると感じるのだけれど、、9割がた信じてもらえない話。
さて、ホントに雑感でしかないわけですが、長くなっちゃったので次回、音楽/レコード屋さんの話でしめたいと思います。
今日は最後の日。夕方には空港へ行かなきゃならない。パンプスを砂埃が覆い、底が削れるほど毎日歩き倒しているとはいえ、たくさん食べたり日がな飲んでいる、このなまった体に一寸だけジョギング。リュクサンブール公園の外周をぐるり一周。爽快。

部屋に戻って、パッキング。荷物の密度を確認。よし、欲しかった布を買いに行こう。で、まずはバルベスの布問屋へ。開店時間10分前だったのでモンマルトルのクレープをかじる。縁日の味。そして、アフリカ布などを買いすぎる。これだけで重い。そのあと初日に休館していた、どうしても行きたかったカルナヴァレ博物館へ。家具や調度品、絵から、パリの歴史と貴族の暮らしぶりを眺める。調度品の年代をみたら、ゆうに200年を経ているものばかり。しかも、今でも使われているようなデザインもあるわけで。各種建築物に始まって、パリの”時のとまってる感”には恐れ入る。
フランスの貴族のことももっと知りたいけれど、同時に日本の平安貴族のこういう博物館もないものかと探したら、ちょっと気になるところ発見→風俗博物館。どなたか行ったことありますか?どうもけーこーとー色というか、実際の遺物でもなさそうだったり、比較にならない感じプンプン!?…でもいつか行ってみよう。
帰り道に、チーズを買い込み部屋に戻って布と一緒にパッキング。ミモレット、ロックフォール、エポワス等等フランス産で好物のみ。嗚呼、チーズ天国!

最後にゆーこさんと合流して昼食。アルプス地方料理屋にて。昼のメニューにラクレットがなくて残念。それでもチーズの突き出し、チーズと生ハムのサラダ、鶏肉グリルwithゴルゴンゾーラソース、クレムブリュレとフロマージュ三昧。嗚呼、チーズ天国。。外観からは見えなかった陽の差し込むかわいい内庭にて、思わぬ素敵な昼食になる。名残惜しい。でもまたすぐに来ていそうな気もする。
ゆーこさんにはとてもお世話になりつつも、実は仲良くなったのはこちらに来てからで、なんとも不思議な縁。今回はこんな風にどの土地でも、日本人イギリス人問わず現地の友人知人のお家にお世話になった。いいよと言われればそのまんま受け止め、気軽に訪ねる自分の図々しさは、日本的感覚ではあつかましいの一言かもしれないけど、友人達はなんとも快く受け入れてくれました。もちろん、友人が望めばわたしもいつでもじぶんの家に友人の場所を作るつもり。
一人旅においては、現地で感じた事や疑問を尋ねたり話し合える相手がいることがとてもうれしい。大げさなことでなくても、なんとない会話が時には景色よりきらきらと心に残ることがあって、旅の本質は意外とそういうところにあるような気もするのだ。
今回とってもお世話になったエリコ、ロブ、飯島さん、レイチェル、ゆーこさん、ありがとう。他にもお世話になったり素敵な時間を一緒に過ごした友人も、みんなありがとう。

そして、自分の備忘録と思ってとりとめもなく書いたのに、アクセスが増えていてびっくり。おつきあいありがとうございます。イギリスの、写真だけ日記の方にはこれから文章を足します。多分もうちょっと簡潔に。
ゆっくりできるのもあと一日。今日は昼前に待ち合わせてモンパルナス駅を出発、一時間ちょっとの郊外の町シャルトルへ。
シャルトルはシャルトル大聖堂という世界遺産のある町。って、フランスは世界遺産だらけなんだけど。。大聖堂を拝観したあとは、少し歩いてさらに町はずれに、今日一番の目的「ピカシェットの家」を観に行く。

モザイクにはまってとうとうモザイクのおうちを制作。やり過ぎ感にぐっときました。大聖堂付近は、鎌倉小町通りというか軽井沢というか…な感じなのですが、ちょっと不便なこの場所までぜひ行ってほしいです。

それにしてもこう、町のふっとしたところにある植栽が、抜群なのよね。。。
モンパルナスに戻ってから、ひとりでモノプリでちょっとした買い物。夕食はモダンなスタイルの店かアルザス系の店で食べたいというわたしのリクエストにゆーこさんが予約してくれた、「Mon Vieil Ami」へ。アルザスの三ツ星レストランのシェフがパリに開いた店とのこと。アントレに自家製パテ、メインに鶏肉のファルシを頼む。ゆーこさんの頼んだ料理もなかなか珍奇で美味なり。ボリューム多し。一人40ユーロくらいだったかな。

それにしても外で食べる料理はとにかく塩と脂肪分が多い。薄味がすきな私にとっては、塩がもう少し少なくても充分満足できるのだけど、それは味覚の差とか酒量の差とか体格の差なんだろう。野菜類はそのままでも美味しい。
カフェにいるのはほとんど旅行者に見えるのだけれど、レストランはどうなんだろう。フランス人でもこういったところで外食をするのは記念日などに限られるそうだから、豪勢に店めぐりをしているのは旅行者だったりするのかも。それでも、年配のカップルが着飾って時間をかけて食事する姿が一番しっくり映るし、いつかそんな風にできたら素敵だなあと思う。そう、パリにいていいなと思うのは、年配のひとほどいい感じに見えることだ。自分なんかまだまだ青臭くって。。いずれにせよめざすところは、キリリといい感じのおばあちゃんでしょう。
食後は近くの人気アイス屋でアイスを買って、食べながら歩いて帰宅。サン・ルイ島、ノートルダム、セーヌ川周辺の浮かび上がるような夜景。お腹も目も満たされて、旅の最後の夜、このロマンチックを思い切り吸い込んで帰る。

あ、前半の文字だけ日記にも写真を足しました。

意外!?風呂好きのフランスからす。
毎晩のように遅くまで、宿泊先の主、ゆーこさんと飲みながらおしゃべりしている為に、気がつくと寝不足。そして4日分までの日記を書いて寝たのでさらに寝不足で、この日はちょっと遅く起きる。
今回わたしがパリに来たのは、知人が住んでいる=宛があった、ということに尽き、具体的目的は美術館を観ることと、美味しいものを食べることくらい。日本でもすすんで食べにいくのはイタ飯よりフラ飯なので、本場に期待!して来たのに、日がなチーズとパンとサラミなどをかじり、スーパーや市場で興味深いものを買って来ては試食してみたり、料理をしてしまい、いまのところいかにもな食事をちゃんと食べてない。
そんな訳で、昼にゆーこさんと待ち合わせてエッフェル塔近くの「Café Constant」に。有名シェフのセカンド店とのことで、いまだかつてない店員の機敏さ。日本のサービスを思い出す。昼のメニューは終わってしまっていたので、アラカルトで定番フォアグラのテリーヌとラムローストwith白インゲンなどを食べる。25ユーロくらいだったかな。火の入り方もいい具合で美味しかった。満足。それにしても毎日昼からワインを飲んでいる。

食後はその足で近くにある、最も新しい美術館、ケ・ブランリ美術館へ。様々な民族の装飾品、お面や道具、衣服などから原始美術的なものまでを陳列し、アフリカ、アジアなど非西欧の民族の文化・文明を紹介する美術館。あるいはそれは博物館的内容というか、芸術とも民俗学的な資料とも呼べるような、作品名をもたない品々なのだった。やっぱりこちらも専ら感心したのは、斬新で無駄な空間の多い建物や、薄暗くて眠気を誘う素敵な光の当て方、展示の仕方。置いてあるものの素朴さと、建物の無機質さの対比がまた気が利いてるなと思う。圧倒的な装飾の歴史のある建物群に対して、この手の新しい建築は非難も多いようで、パリにおいてはそういう心情もわかるなあと思わされるものがあるのだけれど、それでもここは健闘してると感じました。パリにいると、日本人だって古いものが好きだし、大事にしたい文化もあるのに、、、と悔しい気持ちになるのだけれど、実際のところ日本の歌舞伎座の新構想には、そういう気持ちをちょっとも感じることができない。そういうことがつくづく残念に思われてくる。「オペラ座のようにしたほうがいい」(by都知事)って、どこをどうはき違えるとこの案にたどりつくのかまったくの疑問。

イギリスにはスタフォードシャーテリアが多くて、パリに来たらがぜん我が家のシャンティを思い起こさせる犬がいっぱい。シャンティはプティー・バセー・グリフォン・バンデァ〜ン(犬の大会でそう発音されてた)というフランス起源の種類に属するので、つまり日本で柴犬を見る確率に近いのだろう。恋しさ募る。
ボン・マルシェ百貨店に行ってお土産や食材など買い物。日本人多し。
写真がないと、テキストがぎっしり続いてなんだか味気ナッシング。なのに、おつきあいありがと様です。
さて今日はエンジェルスエッグつながりのジェシとケイトと彼らのベイビーモーちゃんに会いに朝ご飯に行く。ジェシは仕事でもう出てしまって会えず、ケイトとモーちゃんと果物をかじりカード遊びなどする。モーちゃんがかわいすぎる。でもかわいいだけじゃない育児の大変さも伝わってくる。曲作りのモードにどうやってなるの?集中とかできるの?それでも子供を育てながら、ミュージシャンを続けられたら、大変だけどきっとすばらしいだろう。いやたぶん、どんな内容でも仕事と育児を両立するのは大変ですばらしいんだろう。未知の領域なんていっぱいあるけど、自分がミュージシャンで女子だから、より身近なこととして眺めてしまう。

ケイト&モーと別れ、その足でオペラ座まで歩いて行ってみたかった店のランチに行くも、改装中。クローネンバーグ(アルザス地方のビール)の直営ブラッセリー「LA TAVERNE KRONENBOURG」を通りかかったので、昼のムニュを食べてみる。それなりに美味しかったけど、どうせならこれぞアルザスなものをアラカルトで頼んでみるべきだった。クローネンバーグは癖がなくて日本人好きするビールだと思う。

その後、一番楽しみにしていたポンピドゥー美術館へ。現在の企画展示はなんとカンディンスキー。グッゲンハイム美術館で観て以来好きな画家なので、ここでもっと本格的に観ることができるとはうれしい偶然。カンディンスキーはロシア出身の画家、その後ドイツやフランスを渡り歩いている。バウハウス教員時代以降からのどんどん抽象的になっていく画風はやっぱり魅力的。抽象的であることは観るひとを突き放す部分がある訳だけれど、やさしい色使いにだまされる。初期と比べると全然違う画風。その後も変化しつづけて、晩年にはバウハウス時代とはまた違った魅力にたどり着いていて、それもまた良かった。そんな作風の変遷ぶりがわかる展示には、代表作だけをありがたく観るのとは違う醍醐味があるよね。変遷にこそ画家/作家の人生があるし、そういうところにこそ勇気をもらうってもんだ。

自分と重ねるのはおこがましいかもしれないけれど、ひとつの明確なジャンルを貫くというスタイリッシュさでなく雑種交配を求めること、いろいろな試行錯誤がそのまま作品であることの、時折ともなう心細さに少しだけ背中をおされたような気分。
ポンピドゥーからの帰り道、ああ、そうだとノートルダム大聖堂に寄る。小学生の時夢中でやった2000ピースのパズルのノートルダム大聖堂内側の実物をこの目にできる!と思って入ったら、なにか様子が違う。向かいのカフェで「?」マークを抱いたままコーヒーを飲み干す。角度の問題?もっと鮮やかだったはずなのに。。。帰って調べたら、それはモントリオールのノートルダムなのだった。がっくし。

友人とワインやチーズやハムやらで、わいのわいのして就寝。
朝早く起きてヴァンヴの蚤の市へ。イギリスでも買った朽ちた缶とか素朴なデキャンタ、あてずっぽなレコード等を買ってみる。がらくたの中から自分にとってがらくたでない何かを探すのは楽しい。そして、半分がらくた化したものを、どうやって利用するか考えるのも楽しい。

早々に切り上げて、今日は夕食を作ることになっているので日曜でもまともな買い物ができるバスティーユの市場へ。市場ってすきだわ〜。で、とりあえずファラフェル。


買い物を済ませて一度滞在先に戻り、ちょっと足を休めてから歩いてルーヴル美術館へ。日曜日は無料とあって、大変な混雑ぶり。インフォメーションのところにあったマップはそれぞれ色違いで九カ国語対応。流石。彫刻コーナー面白し。そしてなんといっても建物に圧倒される。絵そのものよりも絵の飾り方、壁の装飾や天井の造作にばかり目がいく。モナリザ様を拝む一角が、宗教行列のごとき賑わい。思わずその賑わいの方に向けて写真を撮ったら、館の人に注意される。といった具合で足が棒になる。


ルーヴルから歩いてサン・プラシッドの家に戻るまでの帰り道、行きと違う道で帰ってみたら、そこはアンティークインテリア店の多い通りだった。日曜で閉店しているものの、薄明るい店内に陳列されたすばらしい照明の数々。。。ほしい。。。でもきっとお店が開いてても、値札をめくる勇気がないわね〜。仕事がんばろう。

戻って料理をしてワインを飲んで、わいのわいのして就寝。
うまく説明できないけれど、パリが(想像と違う感じで)あんまりにも美しいことがちょっとした衝撃で、これはどういうことなのだろうと、なかなか寝付けず。ちょっと遅起き。その衝撃を和らげるべく、今日はまず移民の多いバルベスに行くことにする。なんでそういう場所で衝撃が和らぐのかわからないけれど。

活気があって雑然とした地域。パリじゃないところで既に感じたことのある、この匂い。地下鉄から地上に出るエスカレーターでさっそくスリ未遂にあい、気が立つ。そういう部分はちっとも好きじゃないけど。アフリカ的プリントの布地などを観て過ごす。とりあえずケバブ。民族系CDショップなど探すも、ちっとも見つからず。勝手に吸い寄せられないということは、仕方ないので、大人しくモンマルトルに行ってみる。移民街と「アメリ」ファンが集ってしまうような名所が隣あってるっておもしろいね。丘をのぼって寺院を観たら、ダリ美術館へ。ダリは日本や他の国の美術館でも何度も観てるけれど、巡回してるような有名な作品じゃなくて、そういった作品の下敷きになったであろう作風、試作的なものを観ることができたので面白かった。ダリは高田純次に似ている。逆か。

その後、丘をくだってエロチシズム博物館に行こうかと思ったけれど時間があまりなかったのと、入り口で温泉街にある秘宝館の匂いを感じたので今日のところはやめておく。かわりに各種スーパーをそぞろ歩く。相場チェックで、生活感を夢想。夜はストラスブール・サン・ドニでクスクスを食べる。

パリに移動。何を隠そう、初パリ。だから自分のためにも備忘録。カードリーダーがないので写真は後日!

早朝のユーロスターでパリ到着。滞在先へ。メーデーであちこち閉まっているとのことで、それでも開いているところのありそうなマレ地区へ。とりあえずファラフェル。カルナヴァレ博物館は閉まっていたので、バスティーユ広場へ行ってみると、デモ行進で大混雑。ビールを飲みつつ散策しながら、リュクサンブール公園まで戻り、気がつくとうたた寝。空が開けてる。日光浴客多し。でも公園はイギリス式の方が好きかも。。。

夜は友人のお誘いで夜間市民自転車部に参加。夜のパリを100台以上のチャリで2時間練り走る。なにこれ、たのしーい。市民のお金をかけない娯楽だって。いいね。そういう発想。各名所のぬかりなく美しいライトアップに、気合いを感じる。

壮大な建築物を観るにつけ、世界史を選択しなかったことを初めて後悔。知らないことが多すぎる。おまけに、わたしの仏貴族情報にいたっては澁澤龍彦、マルキ・ド・サド経由なので激しく偏っている。





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